1233、人生、孤立に向かう因は幾らでもある、だから・・・

人生、孤立に向かう因は幾らでもある。成功してヒエラルキーのトップになると孤立する。年齢を重ね友人が亡くなると孤立する。一対多の二元構造の罠に陥ると孤立する。孤独を楽しもうと人と交わりを断つともちろん孤立する。一番身近な友人、隣人とうまくいかなくなると孤立する。共同体から離れ、別の共同体に行った時、適用できなかった場合、孤立する。「我と其れ」に関するあらゆる情報でバランスをとって生きていても、「我と汝」を知らないがゆえに孤立する。対話できる人よりも対話できない物だけに依存するようになると、孤立する。究極の永遠の汝を知らないがゆえに孤立する。人生、孤立に向かう因は幾らでもある。だから孤立しないように生きるというネガティブにも見える目標は結構重要な目標だと思う。人は孤立すると見えなくなり、全体も部分もつかめなくなるがゆえに状況が見えなくなり、対話できなくなり、余裕がなくなり、ユーモアが出てこなくなり、バランスが崩れていく、これがこわい。