2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

1171、「思うんです」とよく言われた恩師の説教を回想する

説教で「思うんです」となんたることかという方がいる。しかし、21世紀日本で何が必要かというと、「思うんです」というふうにして、相対化できる領域は相対化させることだと思うのです。宗教の世界は、もっと相対化に向けて努力しないと、本物が浮き出て来…

1170、説教者は聖書箇所への正直な反応を明らかにすべきだ

説教者は、正直さがすべてだ。このテキストをどう読むか、どう乗り越えようとしているかなど、聴衆に伝わるような正直な人格であるべきだ。聴衆から説教者の本日の聖書との距離感、理解度が、ある程度見えるようにしておくべきだろう。説教者はそんな証言者…

1169、公同意識のある人は、日曜日はどこかの礼拝に出る

公同意識のある人は、日曜日はどこかの礼拝に出る。ある年は改革派教会の方が「うちでは元旦礼拝がありませんので」ということで礼拝に参加してくださった。公同意識のある方だなと思った。でも実際の教会はそれぞれ独特の文化があり、公同意識などどこかに…