2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

900、「この世の旅人なる人間の知性によって」(ヨハネス・スコトゥス)

899、教団誌「よきおとずれ」2017月9月号巻頭言「本当に、私ひとり?」

本当に、私ひとり? 武庫川キリスト教会牧師 武田信嗣 第一列王記十九章一〜十八節ここには弱くなったエリヤが描かれています。弱くなったエリヤは、大勝利者だったのに、国家権力よる殺害計画の報を聞いた途端、力を失い、えにしだの木陰でふて寝をしたので…

898、再臨は平和行動の途上で来る。再臨は共同体聖化の途上で来る

897、来世信仰による現世の相対化を自分は説教してきた。特に葬儀で

896、現世で故郷を求めよう。得れなくても「さらに優れた故郷」あり

895、来世がこっちに来たイエス様、将来、来世がこっちに来る「再臨」

来世がこっちに来た、というのは「神の国が近づいた」というイエスさまの宣言からわかる。将来、来世がこっちに来るというのは、イエスさまが再臨の約束をしてくださったことからわかる。

894、基督教は「来世的」?「現世的」? それを超えた「人格関係基督教」

きっと神道は現世宗教、仏教は来世宗教。キリスト教は、現世宗教でも来世宗教でもない。イエスさまとの人格関係宗教である。イエスさまとの二者関係から始まる人格関係の広がりの宗教である。

893、先輩達は最初から天国を悟ってない。まず現世に故郷を求めた

892、「来世的基督教」は、現世を相対化できる来世からの視座を持つ

891、初代教会は「野党時代」? コンスタンチヌス以降は「与党時代」?

890、初代教会は「非戦論」?  コンスタンチヌス以降は「正戦論」?

889、初代教会は「来世主義」? コンスタンチヌス以降は「現世主義」?

888、軍事力での世界支配を狙う「狭き変態的基督教」(内村1918)

887、「基督教会は世界勢力と成りし其時に既に亡びた」(内村1916)

内村は1916年にすでに実感していたのだ。彼の視座は、メノナイトのヨーダーに近いものがある。私もかなり、これである。西洋の体制教会のなかの多くのものを否定したくなっている。一旦否定した上で、初代教会から細く長く続いてきたものへの強い信仰も体制…

886、殺戮と剥奪で作られた「ローマの平和」を暴いた黙示録(岡山師)

15年以上前から岡山先生が述べられていたことが、今も変わらず説得力がある。いや15年前よりも説得力が増している。私もローマ帝国のパックスロマーナと、アメリカのパックスアメリカーナが重なって来る。またこれからは、東の巨人である中国も同じような平…

885、内村はキリスト教国家による戦争の欺瞞性を悟っていた(岡山師)

884、コンスタンチヌス帝のミラノ勅令理解の共有により見える世界あり

883、コンスタンチヌス帝以前は本当に原始キリスト教だったのだろうか

コンスタンチヌス帝以前は本当に原始キリスト教だったのだろうか。もう少し連続的に捉えたら良いのではないかという声が聞こえてくる。きっと連続的に捉えたほうが正しく理解できる内容もあるかもしれない。しかし連続的に捉える歴史観が説得力を増したとし…

882、 Centerdを主張してきたが、日本は賢明な天皇Centerdだった

これからのキリスト教は、boundary(境界線志向)よりもCenterd(中心志向)で行くべきだと思う。しかし、Centerdを理解してもらうのはなかなか難しい。だから、理解しにくくなってくると、再びboundaryに戻ってしまうのだろうなあ。私の考えるJESUSCenterd…

881、体制リタジーの歴史を尊重し評価した上でノンリタジーで生きよう!

現在の日本のキリスト教会が共有しようとしているのが、礼拝のリタジーだろうと思う。どの教派も自分たちのリタジーを追求し、追求した上で教派を超えて一緒にリタジー共有の可能性を確かめていく、これが今の教会の動きだろうと思う。しかし再洗礼派の場合…

880、人は新しいことに挑戦している限り、老いることがない(ブーバー)

日野原氏の座右の銘だそうだ。「汝と我」のブーバーの言葉だから余計に身近に感じる。確かにアブラハムも高齢となって新しいことに挑戦し、信仰の父となった。モーセも高齢となって新しいことに挑戦し、出エジプトを成功させた。

879、個人で立つなら最後まで個人、みんなで立つなら最後までみんな

878、故郷の森にも色々いる、カトリックの森にも色々いる、包括の限界

日本の森は美しい。でもそこにはいろいろあるぞ、良さそうな霊もあれば、悪そうな霊もある。優しそうものもあれば、残酷なものもある。つまり森は大きすぎるのである。故郷の森にも色々いるのである。それを一言で、美しいとまとめてしまいたくない。またカ…

877、カルヴァン派は全領域の主を追求する、凄い! さてメノナイト派は?

カルヴァン主義は全領域の主を追求する。追求するだけでなく、組織神学を作ってきた。あらゆる領域に向けての言葉を持っているのが凄いことだと思う。それに対して再洗礼派を源流とするメノナイトはその点は弱い。ですから、メノナイトもカルヴァン主義の構…

876、カトリックは統合?  カルヴァン派は代理?  再洗礼派は代替?

875、「霊性」とは「人格性」と言い換えても良い、いや「人格関係性」だ

874、実存の枠組み、公同の枠組み、人格関係的二、三人の枠組み

873、個の枠組み、共同体の枠組み、もう一つは、二、三人の枠組み

872、神と人間との「関係」を「人格関係」として捉え直したブーバー

871、二、三人の人格関係は三位一体の人格関係を根拠とする人格関係