2021-01-01から1年間の記事一覧

1254、大木英夫氏が1972年に書かれた「現代人のユダヤ人化」読んでみたい

大木氏は言う「ユダヤ人化する現代人はこの書にえもいわれぬ深い共感を覚えるであろう。共鳴して全身が鳴り出すのを感じさえするであろう。」確かにブーバーもクローナーもローゼンツバイクもポラニーもルヴィナスもユダヤ人思想家であった。それからフッサ…

1253、「我と汝」なき「我とそれ」の周辺化は無意味であり、「我とそれ」なき「我と汝」の中心化も無意味である

「神学なき体験は盲目であり体験なき神学は空虚である」という渡辺善太先生の言葉から、こんなふうにしてみました。

1252、「我とそれ」なき「我と汝」は盲目であり、「我と汝」なき「我とそれ」は空虚である  

「神学なき体験は盲目であり、体験なき神学は空虚である」という渡辺善太先生の言葉から、こんなふうにしてみました。

1251、神学なき体験は盲目であり、体験なき神学は空虚である(渡辺善太)

「神学なき体験は盲目であり、体験なき神学は空虚である(渡辺善太)根源的体験とは根源的関係であり、根源的関係とはキリストを通しての祈りであり、永遠の汝との「我と汝」である。アーメン」(武田信嗣)

1250、先日から初めた50年引いて記憶を呼び覚ます生き方

先日から始めました。記憶が消えていくなかで、記憶の呼び覚まし方として、62歳になった私は、50年引いて、その時代の記憶を呼び起こすということをするようになりました。これはいい、と思いました。62歳ですから12歳の頃の記憶を思いおこそうとしています…

1249、同じくらいの距離を持って生きようとする自分・・・

メノナイトの世界に入ると自分はメノナイトでないと思ってしまう(自分はメノナイトでなく、メノナイト・ブレザレン)。穏健カルヴァンの世界に入ると自分は穏健カルヴァンでもない。ある点ではもっと穏健でありたいと願うから。聖潔派の世界に入ると、やっ…

1248、やっぱり「記憶」がキーワード

歴史を大切にしないと未来に何かを残そうと思わなくなる。年齢を経ても力を得て本でも書いてみようと思わなくなる。どうせ過去の記録など誰も読まないだろうと思ってしまう。でも、記憶を呼び覚ます何かを残さないという気持ちを持ち続けないといけないので…

1247、認知症になった認知症研究第一人者、長谷川和夫先生

長谷川式スケールの長谷川和夫先生が認知症になられたことを映像で見た。彼は銀座教会の会員なので、渡辺善太先生時代からの信徒だったのだろうか。長谷川氏は自分が認知症になって、確かさを失う経験をされたという。まず時の確かさを失い、次に場所の確か…

1246、自分の記憶を呼び覚ますために森有正エッセー集成5を読む

私は62歳だ。50年前は12歳だった。50年前中学2年生の時に洗礼を受けた。50年前ってどんな空気だったのか、少しずつ思い出そう。劣等感の塊だった、あの頃の自分を見つめなおそう。森有正エッセー集成5は、ちょうど50年前の森有正の日記だ。高校生の時、森有…