2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

1187、父の魂の叫びは認知症進行と共に表出し、消えていった

1186、相対化は、絶対化があるから必要なのだ

相対化という言葉は、絶対化という言葉があるからあるのだ。相対化は我々人間が、被造物を絶対化してしまう罪があるからどうしても必要なのだ。本来、被造物はすべて、そのままで良かった。そのままならば相対化する必要などなかった。しかし絶対化の結果、…

1185、1990年代に考えた「しらふの神学」を思い出した

1990年代は、私自身、アルコール依存症に興味が偏っていた時代だった。アルコール依存症関連への関心が元となって、2000年に、自分のそれまでの経験をまとめる意味で、按手礼論文「二、三人の神学」を書いた。「しらふの神学」というのは、イエスさまが十字…

1184、マルティン・ブーバーの「狭い尾根」。魅力的な考え方

「すでに触れたが、一部の人間の罪を、その民族なり国家の責任にする考え方を、ブーバーは拒絶したのである。イエスを処刑に追いやったのがユダヤ人だからといって、ユダヤ民族すべてに罪を着せるとか、ナチスやナチス支持者がドイツ人だったといって、ドイ…

1183、社会学的構造分析、心理学的構造分析で答えが出るのだろうか

京都アニメの放火事件のコメントを聞きながら、みなさん、この世界は、結局「我とそれ」のなかで議論するしかないんだなあと思った。致し方ない。社会の構造をなんとかしないといけないという議論、そのために原因を探求しないといけない、原因探求まで追っ…

1182、基督教が増えない理由、やっぱりこれかな!!

574、基督教が増えぬ理由3:わからぬ人格神。神と距離を持つ文化(2016/12/19) 明治以降、基督教と共に「人格」という言葉が日本に輸入された。でも「人格」という言葉を日本人は使いこなせないでいる。ましてや「人格神」など全然わからない状況だと思う。…

1181、西洋=キリスト教イメージ、何とかならないものか

573、基督教が増えぬ理由2:西洋=基督教のイメージがまだ根深い(2016/12/19) 577、基督教が増えぬ理由6:西洋型基督教を誇り、利用し過ぎた(2016/12/19) 西洋で生まれたものを自分たちのものとして取り込んだり、自分たちのものでないと言ったり、どうも…

1180、カトリックとルターと再洗礼派の違い

カトリックは・・・そこに留まって、生きた ルターは・・・・・抵抗して、追い出された 再洗礼派は・・・・迫害されて、出て行った

1179、聖書は「A≠B」の論理で始まっている

聖書は「A≠B」の論理から始まっている。というのは、創世記には「創造主≠我々」「創造主≠被造物」があるが、「創造主=被造物」はない。「神のかたち」を拡大解釈して「神=我々」とすることはできない。

1178、もう一つの論理「≠のある三位一体」

すべての論理の根本に「=」がある。「=」なき論理などあり得ない。我々は、いろいろな単語を「=」で結びつけて理解してきた。例えば、英和辞典と和英辞典で、日本語と英語の「=」を確かめてきたのである。またあらゆる事物に遭遇する度に、「これとこれ…