2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
MBのスタートは敬虔主義だった。敬虔主義のインパクトは凄い。初期再洗礼主義のインパクトに匹敵する。未だに、敬虔主義と初期再洗礼主義のインパクトに到達できない。この二つが新しい教派、新しい共同体を作っていったのだ。初期再洗礼主義運動の地域に敬…
これに近い循環はすべての教派に起こってきたのではないだろうか。ただ再洗礼主義が他派と違うのは、体制教会との繋がりを完全に切った結果、歴史的根拠に空白が生じてしまったということである。その結果、敬虔主義の影響を受けた時、敬虔主義のバックにあ…
確かアリスター・マックグラスも牧師館を訪問したら、書斎を見せてもらうというようなことを言われていた。そしてその牧師はどの時点で書物を購入しなくなったかを確かめるということであった。つまり神学の世界に首を突っ込んでしまったら、途中でやめては…
「主は与え、主は取られる・・・」ヨブのバランス感覚を感じる。彼は金持ちだったから金が取られた時の苦しみの分量が多かった。彼は家族に恵まれていたから家族が取られた時の苦しみの分量が多かった。喪失の量は与えられた分だけ取られるということである…
私たちの損とか得というのは神の目から見ると近視眼的なものである。パウロが損が得で得が損でと言ってのけた理由はかなりのインパクトを経験したからである。福音のインパクトは、この世の損得を問題にしない。損得を相対化するものなのである。だから私た…
遠くから御心を知ろうとする人たちは、客観、客観、と言う。また批評的視点で御心を語ろうとする。しかし案外、神の近くで対話するだけで簡単にわかることがある。神の近くで対話する術は、祈り、賛美、礼拝、聖書、である。それも個人ですることもできるし…
人間の想像力の凄さ、極みはここにあると思う。自分の恩師達が、自分の想像の中に登場して対話する、のである。考え方の違う恩師たちが、その人の生き方も含めて、議論してくれるのである。それを想像力を働かせて聞く、ある場合は、私から質問するのである…