859、再洗礼主義→敬虔主義→構造主義→再洗礼主義を繰り返すMB

 これに近い循環はすべての教派に起こってきたのではないだろうか。ただ再洗礼主義が他派と違うのは、体制教会との繋がりを完全に切った結果、歴史的根拠に空白が生じてしまったということである。その結果、敬虔主義の影響を受けた時、敬虔主義のバックにあるルター主義の影響を受け、構造主義で教会を整えようとした時、カルヴァン主義の影響を受け、そしてアメリ福音主義の影響を受けた時、他の福音主義がアンチしてきた背景の影響を間接的に受けて、それを力としてきたのである。