878、故郷の森にも色々いる、カトリックの森にも色々いる、包括の限界

 日本の森は美しい。でもそこにはいろいろあるぞ、良さそうな霊もあれば、悪そうな霊もある。優しそうものもあれば、残酷なものもある。つまり森は大きすぎるのである。故郷の森にも色々いるのである。それを一言で、美しいとまとめてしまいたくない。またカトリックの森も色々いる。カトリック教会は包括主義で歩んできたと思う。二千年近い歴史のなかで、究極、包括主義しか生き延びる道はなかったと思われる。カトリック教会は、時代時代の最先端も考え方を包括し二千年間やってきた組織である。包括された側には、良いものもあれば、悪いものもある。でも包括には限界があると思う。統合、総合にも限界があると思う。