老衰のなかで、シャロームありがとうの声が・・

 今しがた、95歳の一人の方の老人ホーム訪問から帰ってきました。4人で訪問しました。この方は病院が嫌いな方で病院は嫌だとご自分の思いを強く通されて、今老人ホームの中にあるケアセンターにおられます。彼は奥さんもなくなられ、子供さんも若き時に亡くされ、お一人ですので、延命治療を主張される家族の方もおられませんので、食事も点滴も何もいらない、水やジュースだけで良いという本人の意思が尊重され、静かに老衰を待っている状態です。点滴をしないことで、もしかすると楽なご様子になられているのかなと思うぐらいのご様子でした。私は今まで痰が詰まって苦しまれている方々を沢山見てきましたので・。ご本人は息のような声しか出ませんが、一緒に「人生の海の嵐に」「歌いつつ歩まん」を歌って、ゆっくりと交わることができました。