夕焼けに向かって走ってしまいます

 朝、バイクで、東に向かい、そこで会議をして、夕方の今、西に向かい、家に帰る途中、マグドの120円アイスコーヒーを飲みながら、ブログを打っています。バイクで、池田から尼崎に帰る方法は二通りあります。つまり、南に下ってから西に行く、もう一つは西に行ってから南に下る、方法です。私はどうしても、自然と夕焼けが前方に見える方向で進んでしまうのです。「夕焼けが沈んでから南に曲がったらいい」と言うふうに進んでしまいます。そして、そこのマグドで休憩して、これから南に向かいます。

 夕焼けが前方に見えると、損をしないように前方に見続けようとすることが、私の癒しです。夕焼けを見ると、学生時代、チャペルで50人程でチャペルの席に座って聖歌隊の練習をしている時のことを思い出します。聖歌隊を指導してくださった恩師、三谷幸子先生が、「ほら見て」というふうにして、夕焼けの感動をよく伝えてくれたものです。きっと私は、沢山の夕焼け経験の記憶を繋ぎ合わせて幸せを描いているのでしょう。讃美歌の「山の端に日は落ちて」を合唱した時のあの和声、ちょっと音が違ったりした感じなんかも懐かしく思い出しています。