献堂式の様子5

感謝の気持ちを設計と施工の2社に表しました。
本当にすばらしい建物でした。


設計 株式会社「浅野建築設計事務所」  
大阪市中央区農人橋一丁目4番22号 06-6945-0008
施工「クサカ建設」株式会社 
兵庫県尼崎市大島三丁目30番5号 06-6418-5049


 この会堂は、500年前のアナバプティズム(再洗礼主義)の特徴であった、建物よりも弟子としての群を重んずる伝統に立ち、シンプルな自由教会、敬虔さを追求する敬虔主義の流れの伝統も兼ね備えた、日本メノナイトブレザレン教団武庫川キリスト教会として、歴史的体制教会のリタジー(礼拝学)の所産を尊重しつつも相対化し、受肉神学についても尊重しつつも相対化した上で建てられたものです。ですから、自由な気風を保ちつつ、宣教を全面に打ち出した建物となっております。

 私たちはその上で、次の三つの内容の実現を願い、設計して頂きました。一つ目は「ホッとする教会」、二つ目は「多目的」、三つ目は「自主活動、多部礼拝ができる教会」です。

  設計士は我々の意向をよく受けとめてくださり、後には費用の面で予算カットの局面が生じた折りも創造的な提案をしてくださる形で今回のこのようなすばらしい建物を完成させてくださいました。施工のクサカ建設も様々な提案に対してきめ細かく対応してくださり、例えば、洗礼槽、一階パーテーション等多面に渡り、限られた予算のなかで、考え抜かれた匠の業を見せて頂きました。何しろ、教会と設計と施工が良いコミュニケーションのもとで、今回の新会堂を仕上げて頂いたことが何よりも幸いなことでありました。それも浅野建築設計事務所、クサカ建設の並々ならぬご尽力の賜物と感謝いたします。