映画「アメージンググレイス」

 映画「ヤコブへの手紙」はとても良い映画でしたが、あの映画を見た時に「アメージンググレイス」の予告編をしていました。見たかったのですが、時が過ぎて、ずっと忘れていました。まだ見ていませんが、ある牧師のブログでお薦めがあったので、見ようと思います。6月頃から高槻と茨木あたりで上映が始まるようです。

 神さまの召しに忠実に生きるモデルの1つとして見てみたいと思います。主人公はイギリスの有名な政治家ウィリアム・ウィルバーフォース(William Wilberforce,1759-1828)は裕福な家庭で生まれ、ケンブリッジ大学を卒業し、1780年、わずか21歳の若さで国会議員になります。彼が25歳のとき、主イエスをキリストとして信仰告白し、真のキリスト者になり、堕落した当時の政治界に幻滅し、政治を離れようとしました。しかし「アメイジング・グレイス」を作詞したジョン・ニュートン(J. Newton)の「私は、主がこの国を立て直すためにあなたを立てたと信じ、またそうしてくれる事を期待します。」と言われた言葉に大きな感動を覚え、ウィルバーフォースは祈りのうちに続けて政治家として立つ事を決心します。そして自分に委ねられた政治的な使命は自分のようなイギリス上流層の生活を悔い改めさせ、改革することであると確信します。ウィルバーフォースは、その腐敗の根本が奴隷貿易による不当な利益にあると認識しました。そしてウィルバーフォースは、自分の生涯をかけて奴隷制度と奴隷貿易に反対する運動に献身します。「奴隷売買は、恐ろしい人間の悪習であり、私はこれを廃止するために戦うことを決心しました。結果がどうであれ、私はこの時より奴隷貿易の廃止が決められるまで、決して休まず戦います。」と決心します。・・・・