二号線体験(教会が二号線沿いになって)

 二号線沿いをそのまま西に歩いていくと、岡山、広島、山口、そして九州に行くことができます。距離感がわからなくても、ここを歩いていけば九州まで行ける、実家に帰れる、と思って歩いている人がいるのです。先日は教会の駐輪場の自転車が盗まれ、岡山で発見されました。みんなで、「えー岡山まで乗ったんだね」と顔を見合わせました。警察によれば、その方は、自転車がパンクしたので岡山あたりで乗り捨てたようです。また先日は一人の方が九州に向って歩いておられて、教会の駐車場で雨宿りをされました。クリスチャンの方なので、一緒にお祈りをしました。今回も九州に歩いて向う若者が教会を訪れました。大変そうな人でしたので、一緒に食事をし、少し休んでもらいました。二号線沿いの教会になると、まるで江戸時代に戻ったような気になります。二号線を本当に歩いている人がいるのですね。もちろん今の経済事情が背景にあるわけですが・・。そんな人が多いんだったら、三宮まで何里(何キロ)とか、梅田まで何里(何キロ)とか書いておいたらどうだろうかとも思いました。日曜日の朝は、自転車やバイクのツーリングの集団が、結構、教会の前を通りますので、あの人たちも喜んでくださるかもしれません。