絵画の一日

 本日は絵画の一日でした。教会のレリーフの原画を提供してくださり、娘さんがレリーフを彫ってくださった、あの渡辺総一先生ご夫妻が教会を訪問してくださいました。私は午前10時から持たれた水曜礼拝の説教で、数日前、私の神学校時代の同級生が書いて送られてきた本、「信仰の眼で読み解く絵画�」のなかから、有名なデューラーの「祈りの手」のエピソードのお話をしました。この日は、絵画教室の方々、一緒にレリーフを作って方々、また教会の近くに住んでいる若い画家の方々が出席してくださり、みなさん熱心に話を聞いてくださいました。説教は「わたしは良い牧者である」という御言葉からのものでしたが、その後、渡辺総一先生が、今回の関西セミナーハウスでの渡辺総一作品展のなかに、「わたしは良い牧者である」のイメージで書かれた作品を発表したということを言われて、そのことに驚き、喜んでくださいました。その後、教会のレリーフを見てくださり、交わり会の後、関西セミナーハウスに帰って行かれました。先生から聞いた言葉で印象的だったのはいくつもあるのですが、一つこのようなことを言われていました。先生は絵を書かれる時に心を空っぽにするのだそうです。空っぽにした上で、聖書からのメッセージに耳を傾け、そして絵画を描いていくのだそうです。くじけそうになりかけると、賛美をしながら絵画を描くのだそうです。先生の創作活動に祝福あれ・・・。