週報「武庫川のほとり」2013.08.25

          創造というニュース
 この民族はこの宗教、この国はこの宗教、この村はこの神社、この村はこのお寺というふうにして分担されているのが当たり前になっているようです。こんな考え方に対して、明治時代のある伝道者は、ある神さまが日本を造り、ある神さまが中国を造り、ある神さまが韓国を造り、ある神さまがアメリカを造り、ある神さまがヨーロッパを造ったのだろうか、と単純に問いかけています。またある牧師は、日本人に創造主がわからないのは、英語のGODを「神」と訳してしまったからだとし、最近、「神」と訳されている部分をすべて「創造主」に変えた聖書が発行しました。画期的なことです。


 確かに、「創造」感覚を日本人がどれだけ身につけることができるか、これはチャレンジしがいのある課題です。でも神学校が創造主学校、神学が創造主学、なんか大層になるなあと思いますが、面白い挑戦ではあります。私たちはイエスさまのことはグッドニュースとして信じていますが、実は「世界の創造」「人類の創造」もグッドニュースとして伝えられたのです。あなたは、この創造のニュースを聞いたことがありましたか?