947、なんで関係がうまくいかない? 依存症と障害児の両視点で考えよう

 先日の竹田契一先生の講演で教えられた。子供の・・の問題は、親のしつけのせいでない。脳の問題であるとシンプルに答えてくださった。ただ虐待による脳の損傷以外は・・。大切なことは周りがこのことを受け入れて、ポジティブに考えていくことだということだ。また発達障害の子供たちと、障害のない子供たちを程度の問題として連続線上に捉えつつ、理解を深めていく必要があることも教えられた。


 依存症的視点であらゆることを関係障害として捉える傾向が私にあったが、これも行き過ぎてしまうと、運命論、宿命論に取り込まれてしまうことにも気づかされたことがある。例えば世代連鎖も世代間の関係論から起こることなど追求していくと、そうなってしまう。しかし今回の講演では、障害の視点で、シンプルに、脳の問題ですと言われてすきっとした。