991、クリスマスの馬鹿騒ぎは日本人ならではの知恵であった(堀井氏)

 つまり茶化すのも日本人の優しさなのかもれしない。真面目に議論するとややこしくなるから、楽しくいこうやと言った雰囲気で行くことが日本的平和的行動であると日本人は思っているのだろう。馬鹿騒ぎで逃げるというのはよくわかる。祭りで空気抜きするのもよくわかる。溜まっていたものを吐き出すのである。日頃我慢ばかりしているものが、この日とばかりはという気持ちになるのである。私は牧師をしているが、本当に最近は議論することがない。みんなどうも真面目に対論したくないのである。狭い日本、喧嘩してしまうと後の修復か大変だから。優しさはよくわかり、優しさは歓迎なのだが・・。