私はクリスチャンだからこれはしない、これをする、というのは、入信の最初ならばわかる。クリスチャンの成長のなかに、やはり、基督教のせいにしない、自分を見よという領域があるように思う。クリスチャンの生き方を見ていると、まわりの人たちから「何何してはいけないのですか」と言われて、それに対して揺れる場合がある。基本的に宗教というものはそのような組織的な束縛があると考えられていて、それに右往左往としているかのような反応をする場合がある。でもクリスチャンが成長するならば、そのレベルで生きていてはならないのである。
