アンウインズ召天(2)

 ウインズご夫妻は、私の牧会する「武庫川キリスト教会」を開拓宣教師です。こんなことをちょっと考えてみました。

 ご主人ローランド師のご両親が中国の宣教師でなかったら、ウインズご夫妻は東洋に関心を持たなかったでしょう。ある宣教大会でローランド師が神さまへの献身の決意を表明しなかったら、彼らは中国に行くことはなかったでしょう。中国で共産革命に遭遇しなければ、日本に来ることはなかったでしょう。一人の方が尼崎に住んでいるという情報が彼の耳に届かなければ、ウインズ師は尼崎に関心を持たなかったでしょう。ウインズ師が他の三人の宣教師に、尼崎でイエスキリストを伝えるのはどうだろうかと相談した時、賛同してくれなかったら、トラクトを一杯詰め込んだカバン一つで背の高い外人が国鉄尼崎駅を下りることはなかったでしょう。たまたま二人の方々がご自分の家を開放してそこでキリスト教の集会をしても良いと言わなければ、そこを拠点に武庫川キリスト教会はできなかったでしょう。次の日曜日の礼拝では「もしネヘミヤが廃墟と化したエルサレムの状況を聞いて悲しみ、泣いて祈らなかったら・・・」というような話しをしたいのですが,まだ今準備中です。(今、武庫川キリスト教会の聖書日課はネヘミヤ記です)