阪神武庫川駅の楠木

 この写真は先週、教会の最寄りの駅、阪神武庫川駅に教会員の方々を送迎した時に撮った写真です。阪神武庫川駅は珍しい駅だと思います。まず以前にも書きましたが一つは川の上に駅にあるから珍しい駅です。ですから雨風、六甲おろしが強い時、ホームで電車を待つのは楽ではありません。もう一つはホームの真中に尼崎と西宮の境界線があるから珍しい駅です。慣れているものでなければ、一度出口を間違って出てしまいますとなかなか反対側の出口に到達できません。もう一つは、西宮側にも尼崎側にも駅前に駐車できるスペースがない珍しい駅です。にもかかわらず急行が停まり、武庫川線に繋がっているという珍しい駅です。もう一つは駅のホームから、海の魚であるぼらが飛び跳ねたり、はぜ釣りの様子が見えたり、いろいろな野鳥が飛び回っているのが見える珍しい駅です。もう一つ、特徴的なのは、駅前の楠木です。写真では見えませんが、この大きな楠木の下では沢山のおじさんたちが将棋をしているのです。改めて、踏切の前で「ああ田舎だなあ」と思いました。川の上に駅があるのでこれからも開発されないだろうと聞いています。それが武庫川駅の良さじゃないかな。