約束を信じ続ける(本日の水曜礼拝説教より)

 選挙が始まります。あなたにはまだ約束を信じる力が残っていますか。数時間級の約束だけでなく、何十年級の長期の約束を信じる力が残っていますか。今や終身雇用体制が崩れ、何十年級の長期の約束を信じる力が減った方が多いんじゃないでしょうか。年金も保険も信じにくい状況です。また度々変わる総理大臣の顔ぶれを見ながら、政党党首が9人もステージに並ぶのを見ながら、何十年級の長期の約束を誰がしてくれるのかなかなかわかりません。

 パウロがベレアというところで伝道した時、そのベレアにいるユダヤ人たちは旧約聖書からの500年、1000年、1500年、2000年級の約束を信じ続けていた人たちでした。パウロはその人たちを良い人たちだと言いました。なぜなら、旧約聖書の長期の約束を信じ続けていた彼らは、自分たちユダヤ人が十字架につけたイエスさまがもしかすると、旧約聖書に書かれてある約束のお方、本当のキリスト(救い主)であったかもしれないと真剣に、毎日旧約聖書で調べたのです。私たち日本人も、2000年級の約束のすばらしさに気づく日が来ますように。そう言えば、上野牧師のゴスペル演歌で「二千年前の約束」という歌があったなあ。(使徒の働き17章10〜15節)