本日の祈祷会からのワンポイント

 サウロはダマスコ途上でイエス様と出会いました。その時、彼は「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」という声を聞いたのです。そうするとサウロが「あなたはどなたですか」と言うと、「わたしはあなたが迫害しているイエスである。」と応えるのです。サウロの最初のイエス様との出会いは、このように、人格関係的な会話から始まりました。サウロの信仰は、この最初のキャッチボールから始まったのです。後になって、彼は、この人格関係的なイエスキリストとの交流(祈り)を深めつつ、このようなキリストとの人格関係を経験しつつ、「ああこれがキリストの内住かあ」「ああこれが聖霊の満たしかあ」「ああこれがインクライスト(キリストにある)かあ」と言う具合に、客観的な用語に言語化していったのです。つまり、まず最初にイエス様との人格関係(祈り)があって、客観的な用語に向かうのです。しばしば、客観的な用語が一人歩きし、イエス様との人格関係(祈り)から分離してしまっている時、気をつけなければなりません、今日はそんな説教でした。