21世紀の日本の教会のために

 本ではないのですが、いのちのことば社の月刊誌「いのちのことば」の新連載のタイトルが、「21世紀の日本の教会のために」です。

 執筆者は聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟 恵約宣教伝道所牧師の藤原淳賀牧師です。この方はジョン・ヨーダー、スタンレー・ハワワースという神学者を日本に紹介しようとしてくださっている意味で、私も共感するところが沢山あります。NCC系の教派に所属しつつ、渋谷での新しいタイプの開拓伝道を展開していることにも注目しています。今回はニベージだけですが、「個人的(Personal)な信仰と個人主義的(Individualistic)な信仰」というタイトルで書いておられます。

 「・・・・・個人主義的な独りよがりの信仰でなく、またリーダーへの理不尽な従順が求められる集団主義でなく、人格的に神に出会い、継続的に整えられ変えられた、成熟した信仰者たちの温かい群れ、それがわれわれの求める教会である。個人的信仰とは個人主義的信仰ではなく、人格的な神との出会いを経験した人たちが、群の中で共に養われていく信仰である。・・・・・」(本文より抜粋)