1列王記19章からの説教より

 エリヤは王妃イザベルから必死で逃げまくり、神さまの御前で、ふて寝状態だったのに、神さまの側では、エリヤを元気づけ、「旅はまだ遠い」と言われて励まされるのです。

 結局、励まされた結果、エリヤは、40日40夜、歩き続けたというのです。これは一体、何なんでしょうか。偉大なエリヤなのに、幼児性に満ちています。人間って、いつまでも子供なんだなあ。お菓子一つで元気になるエリヤを見ていて笑ってしまいます。神さまの私たちに対する眼差しを少しかいま見たような気がします。私たちは見られている、私たちは励まされている、私たちは慰められている、私たちは心配されている、私たちは語りかけられている、私たちは願われている、って考えたことがありますか。