一昨日の葬儀式を終えて

 一昨日、私は、一般の葬儀場で葬儀を執り行いました。一般の葬儀場での司式はそう度々は経験できませんので、勉強になりました。以前から、武庫川キリスト教会では、キリスト教式と仏式の区別をつけるために、例えば、菊を使用しないで、色花を沢山用いるようにしてきました。でも最近は、一般葬儀場では仏式でも、色花をどんどん用いるようになってきているんですね。また菊を並べた曲線の芸術もすばらしいと思いました。

 ただ、キリスト教(特に私たちのような自由教会系の教会)の場合は、部屋全体を暗くしてキャンドルで、ライティングをしなくても良いので、今回、キャンドル点火はお断りしました。つまり葬儀式の花は、悲しい別れの中にあっても、輝く天国のすばらしさを、如何に表現するか、ということだから、部屋全体を普通に明るくしてもらいました。

 今回の方は、好きな花の名前を聞くことはできませんでしたが、天国に故人の好きな花があるんだということが会場の花で反映できたらということで、武庫川キリスト教会では、「キリスト教葬儀のための遺言状」に、好きな花の名前を書いてもらっています。