からすうり陶房のコーヒーカップと「信仰の眼で読み解く絵画」


 今週、からすうり陶房のMさんからコーヒーカップを頂きました。思いのこもった手作りのものでコーヒーを頂けることは何と幸いなことでしょうか。感謝!! それから東京基督教短期大学の同級生の岡山敦彦牧師から二冊目の「信仰の眼で読み解く絵画」が送られてきました。感謝!! 一冊目は2000部売れたのですって。キリスト教界で2000部は凄いものです。一冊目は、レンブラントの二番目の奥さんヘンドリッキェがメノナイトの方だということで、私もメノナイトですので、ヘンドリッキェに注目してくれていることにうれしく思いました。レンブラントの有名な「放蕩息子」で、父親の斜め後ろで、壁か柱によっかかりながら、優しい眼差しで控えめに息子を見ている女性が、ヘンドリッキェだと岡山先生は言われていますが、私もそんな気がします。今回の二冊目にはデューラーの「祈りの手」のエピソードも入っています。あの話は事実ですから、本当に感動的です。友人ハンスが、デューラーが先に有名な画家になるために仕送りし、自分は重労働のあげく、絵筆を持てない身となってしまいます。そんなハンスに対して自分を責めるデューラー。ある日、デューラーはハンスの家をノックすると、ハンスの祈りが聞こえてきました。「デューラーは私のことで自分を責めています。自分を責めることがありませんように。私は彼によって私の夢も実現したのです。彼に祝福あるように」と祈っていたというのです。それから14年後あの有名な祈りの手が書かれたとのことです。