1093、確かにお葬式は教会でしたいという方が増えてきているように思う

 昨日、教会でお葬式を願われている方が紹介されて来られて、すぐに信仰告白をされた。こんなふうな事例がこれからも起こるのだろうなあ。日本の宣教はこれなんだろうかと考えさせられた。この話をしていると、1人の方が私に、別の方がお葬式は教会でしてほしいと言っていたということを伝えてくれた。もし葬式を教会でしてほしいと願う方が増えていった場合、教会はいつまでたっても教勢は増えなかったとしても、葬式に関しては沢山することになり、その家族が最後は教会で葬式をしようという気持ちになってくれる。また出席された方が自分も教会で葬式をしてもらいたいという気持ちになっていかれる。また教会を自分の故郷のように思ってもらえるということになる。今の時代だからこそ、家制度の崩れのなかで、また夫と同じ墓でなくても良いというような方が増えているなかで、お寺さんとの付き合いがわずわしくなってきている人たちが増えてきているなかで、もしかすると葬式伝道、これが教会の一つの宣教のあり方になるかもしれない。私たちよりもリタジーをきちってして来られた教会のほうがノウハウを持っているんだろうなあとも思った。発想の転換であるが、それからもしかすると葬式伝道が次世代伝道につながるかもしれない。人は教会から離れていても故郷を探し求めているという点で、である。