アンウインズ召天

 本日、私の牧会する武庫川キリスト教会を開拓してくださったアンウインズの召天(11/25)の報を聞きました。アン夫人は、ご主人が召されて後、1995年からカリフォルニアのリードレーのパームビレッジという美しい老人ホームで生活されていました。近くにMBリードレー教会があり、そこのクリスチャンたちの多くが、この老人ホームを希望して入所されます。私が11年前訪問した時に聞いたことですが、リードレー教会で讃美歌の奏楽をしていた人が、老人ホームの礼拝でも讃美歌の奏楽をし、リードレー教会で説教していた人が、老人ホームの礼拝でも説教をしているのだとのことでした。彼女の夫ローランド先生の墓地は敷地内にあり、立派な病院も隣接し、至れり尽くせりの美しい老人ホームがパームビレッジでした。彼女の生涯は夫ローランド師と共に生きた生涯ですが、夫ローランド師のお父様が中国宣教に生命を献げ尽くしたのを受け継いで中国に宣教師として出ていったのですが、時は共産革命時で、中国に留まることができず、やむなく日本に導かれたわけです。中国時代の栄養失調の原因で、歯はぼろぼろ、総入れ歯、でもイエスさまをお伝えしたい気持ち一筋に、4つの教会を開拓されました。非常に動的な彼を支えたのが静的なアン夫人でした。初期の頃、彼女のウエディングドレスで何人の新婦が着飾ったことでしょう。何人の方々が、彼女の気持ちのこもったクレージーケーキを楽しんだことでしょう。