昨日の今年最後の礼拝説教より

 私は聖書の最後の言葉が、人格関係的問答のような形で終わっているのがうれしくて、うれしくて・・・。わかりやすい言葉にすると、「必ず迎えにくるからね。本当だよ。」「本当なんですね。本当に迎えに来てくださいね。」「わかっているよ。大丈夫だよ。安心しなさい。」「本当に迎えにきてくださいね。」「祝福あれ、祝福あれ・・。」

 確か3歳ぐらいの時だったでしょうか、私は大阪市此花区春日出商店街の中の市場の入口の乳母車駐車場のようなところに沢山の乳母車の中の一つ乳母車の中でお母さんを待っていました。お母さんは「ちょっとの時間だから待っててね」と市場の中に消えていきました。でもお母さんが帰ってくるまでいろいろなドラマがあったんですよ。例えば、他の乳母車の子は市場の入口のおいしそうなソフトクリームを買ってもらっているのです。でも私にはありません、それでくすくす泣きました、そうすると他のお母さんがソフトクリームを買ってくれたのです。古き良き時代です。いろいろなドラマを経た後、お母さんが帰ってきました。

 イエスさまは「すぐに来る」と言われたのに、もう2000年間も経っています。でもいろいろなドラマを体験した私たちであっても、「すぐに来る」の約束を忘れない。絶対に忘れない。