三位一体教No.2(連続物ですので面白くない方は読み飛ばして・・・)

               三位一体教

 「三位一体教」とは、何も新しい宗教のことを言っているのではなく、キリスト教のことをわかってもらいたい気持ちから作った私の造語です。

 キリスト教って、もちろん「一神教」(いっしんきょう)の宗教です。「一神教」と言う宗教は、どんな宗教かと言うと、「神はおひとりのお方であり、そのおひとりのお方が、人類も、また世界全体も全部造ってくださったのだ」と本気で信じている宗教です。ですから、クリスチャンと呼ばれる人たちは、神とは自分たち人間を造ってくださった方のことであり、造られた自分たち人間は造ってくださった神に感謝を捧げ、またもし神の前で申し訳ないことをしていたら、神に「ごめんなさい」と謝ります。日本でも何年か前、若者を中心にゴスペルプームが起こりましたが、あのゴスペルは、本来は、自分たちを造ってくださった方に対する感謝の歌であり心の叫びでした。しかし、最近、日本において、「一神教」の偏ったイメージだけが一人歩きしているので悲しく思っています。

 私は読んでくださる方々に、日本人にわかる、いや、日本人だからこそわかる、いや日本人だからわかってほしい、肩の張らない「一神教キリスト教」をお伝えしたいと思います。それで、私は、あえてキリスト教のことを「一神教」(いっしんきょう)と呼ぶよりも、「三位一体教」(さんみいったいきょう)と呼び直してみようと思っています。「三位一体教」と呼び直して考えてみるだけで、今までよりも、数段、キリスト教のこと、神の世界について、わかってもらえると思うのです。是非、最後まであきらめずに、じっくり読んでください。そしてあなたの知らない新しい世界を覗いてみてください。

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