黒崎幸吉著 註解新約聖書

 私は「日々のみことば」というデボーションテキスト(一人で聖書を読み、神さまと語り合うことを支援するためのテキスト)の執筆を超教派関係の友人たちと10年間ほどしてきました。今年は3月20日までに30日分約3万字の原稿を出すので現在四苦八苦状態です。ああ、あと16日かぁ・・。今回の箇所はローマ書1章から14章まで・・。自分の学びのために良いことだと思ってやってきましたが、毎年締め切り日が近づくと苦闘します。

 そんななかで先日、ご紹介した、黒崎幸吉のネットの註解書はとても参考になっています。牧師先生、これ結構いいですよ。いい点としては、まず一節ごとに口語訳、塚本訳、新改訳、前田訳、新共同訳が比較できるようになっていること、英語の苦手な自分は、全部日本語訳なのがいい、もう一つは、黒崎幸吉自身の言葉が文語調で、最近の人たちが忘れてしまったような表現と出会うんです。短くリズミカルな聖書の表現に触れると、何か新鮮に響いてきて、昔の説教者はこんな言葉使いしていたんだぁ、この表現、ちょっと使ってみようかなと思うのです。さあ、はじめよう・・今現在18872文字、です。

  黒崎幸吉著 註解新約聖書
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