一人の老婦人が天に召されました

 一人の老婦人が天に召されました。この方は、クリスチャンの娘さんの前で、以前、「私、浄土宗ですけど、ごめんなさいと、イエス様にお祈りするねん」と言われたことがあるそうです。日本の家制度の縛りのなかから、イエス様に祈られている、とても深い祈りだと思いました。またある時、クリスチャンの娘さんが、「おばあちゃんイエス様信じる?」と尋ねると、「イエス様を信じるよ、そこまででええねん」と言われたそうです。日本の宗教事情のなかで、個人の信仰告白を娘さんに表してくださっていたんだぁ。この老婦人が娘さんと一緒に歌った愛唱歌は「主我を愛す」「いつくしみ深き」「主よ御許に近づかん」でした。