先日、ジョンストットという神学者が90歳で天に召されました。大挙伝道者ビリーグラハム博士と共に、神学者ジョンストットの名前は、若い時からいつも聞いてきました。私の恩師、ハリー・フリーゼン師も、ジョンストットのことを紹介する度に、「説教は本当にすばらしいけれども、神学は・・・」と、立場の異なる神学者だけれども、福音主義の偉大な指導者としてよく称賛されていたものでした。今日まで、何度、いろいろな牧師たちの口からジョンストットの名前が飛び出したことでしょうか。思えば、30年前、神学校での「英文購読」のテキストは、John Stott'のBasic Christianityでした。彼は英国国教会の聖職者でありながら、世界の福音主義を導いた偉大な指導者でした。彼のような方が先達者としておられたから、例えば、最近のアリスター・マックグラスのような神学者も生まれてきたのでしょう。
