三谷幸子先生が天に召されました(続)

 「どんなに美しい声を持っていたとしても、天国には喉笛は持っていくことができないのよ。持っていくことのできるのは賛美の精神(スピリット)だけ」とよく言われていました。また「賛美は信仰告白よ」と口癖のように言われていたことも懐かしく思いだします。ただ、耳で生きて来られた先生だったのですが、その耳が取られたときは、とてもおつらそうでした。どうも聞こえなくなられただけでなく、音が二重に聞こえたりするのだそうです。しかし耳を失った後も指揮をしてくださり、耳を失った後もピアノ伴奏をしてくださっていました。耳を失った後も、関西まで来て、セミナーの講師をしてくださいました。ああ「母の家ベテル」にお招きした時からもう10年以上が過ぎてしまいました。