明月記とヱビスガーデン

 今しがた、明月記とヱビスガーデンから帰ってきました。敬老やすらぎツアーでした。今年の参加者は27名、皆さん、喜んでくださいました。明月記は、私たちの武庫川下流地域から40分程にある、雲雀ヶ丘花屋敷にあるゴルフ場のお店です。大阪、阪神、神戸一帯が見渡せる、見晴らしの良い場所です。丁度、私が景色の説明をしている時、伊丹空港で離陸した飛行機が、目の前で旋回するのが見えたのでよかったです。展望に最適の場所でした。そこで食事と交わりと賛美の時を持ち、その後、中山寺駅の南のヱビスガーデンの中の「レオン」に行きました。このお店は、武庫川キリスト教会の緑をコーディネートしてくださったお店です。ここで、飲み物とスコーンを頂き、ゆっくりとお交わりをして教会に帰ってきました。さあ、来年はどこにしようか・・・。

 以前、このヱビスガーデンの社長の言われるには、建物があっての緑、ではなく、緑あっての建物、という発想で、コーディネートしたいのですが、ほとんどの場合、そのような仕事はなく、建物があって、残りの土地で緑のコーディネートする形になってしまうのです、ということでした。でも、ご自分の建てられたヱビスガーデンは、緑あっての建物、だそうです。本当に落ち着いた空間です。

 「レオン」には、以前からターシャ・テューダー、の本が飾られています。こちらの社長は、ターシャをひとつのモデルとされているようですが、でも社長さんは、もしターシャでいくならば、冬は冬枯れが当たり前、なんですが、ガーデニングの場合はそうはいきませんからね、と言われていました。そう言えば、私の師の三谷幸子先生に、武庫川の河川敷をお見せしたことがあります。そうすると、自然じゃないから「かわいそう」と心痛めておられました。彼女の家は本当に自然のまま、茅ヶ崎海岸通りに彼女のジャングルがあります。入口の竹林の竹が倒れても、彼女は絶対に切ったりしない、竹をくぐるか、またぐか、上にあげるか、そんなことをしながら、家に入られていました。そんな方でした。