2011年12月冬号  No.74 CISニュース

 CIS教会インフォメーションサービス、とても貴重なお働きです。花薗さんと言われる代表の方がいつも丁寧に、日本の教会の状況を調べて、機関紙を発行してくださっています。今回の一面は、元気な教会はありますか? あります。という記事がありました。そこで見えてきたことは、アッセンブリー・オブ・ゴッド教団が成長している、という内容でした。この教団の一教会あたりの平均礼拝出席者数は、2001年には41.6人でしたが、2010年には59.9人になっています。他の教派とは全然異なる動きになっているとのこと、でした。この教派が成長していることの裏付けとして、CISは、次のことを調べました。それは一年に10人以上あた教会は全国で93教会、その93教会のうち12教会はこのアッセンブリー・オブ・ゴッド、だったのだそうです。アッセンブリー・オブ・ゴッドは、教派的には聖霊派、ペンコステ派の代表的な教派です。韓国には一教会だけで何十万人もいる教会もあります。南米、アフリカでも大成長しています。ですから世界的に成長目覚ましい聖霊運動の教派だから成長しているという面があるでしょう。私のアッセンブリー像は、「自主独立、開拓伝道推進、伝道最優先教団、異言、預言、癒し集会、個性的な牧師方、福音派よりもフレキシブルな雰囲気、新しい賛美を積極的に取り入れる傾向が強い、いろいろな聖霊運動の波を包括している、自由な気風の教会もあり、反対に監督教会の気風を追求しているような教会もある、福音主義神学に当初から熱心に取り組み学術的な積み上げもしている、最近関西あたりでは新会堂建設ラッシュである、ある教会はサクセスストーリー、積極思考的、反面、北米の最先端の霊性神学の神学校にペンテコステ派の入学生が増加していることも聞く」時代と共に移り変わるものなので、今の時点での私のイメージ、である。