韓国ドラマ?

 ひとりの日本を愛する国籍を超えた男性牧師が当教会に滞在しています。彼は、韓国で生まれ、日本で育ち、アメリカ在住の男性です。彼はある時、一つの事実を知りました。自分の奥さんから聞いた事実です。まさか、奥さんがクリスチャンだとは知りませんでした。しかし、奥さんはある事件から神さまに抵抗し、正反対の生き方をしていたのです。彼女には恋人がいました。その恋人はクリスチャンで将来牧師を目指す方でした。ところがある夜、ロスのナイトクラブでギャングに銃で打たれそうになったので、その恋人が彼女を守り、銃で打たれて死んだのです。その時以来、彼女は神さまなんかいないという生き方をするようになり、その中で、今回滞在中の男性と出会い結婚するのです。その男性は神さまを信じない男性でした。その男性は韓国の財閥の一人息子、日本の大学で学び、卒業後は日本の企業に勤めていましたが、日本の経済力が落ちていくなかで、会社も大赤字を抱え、彼はとうとう、失望のどん底に落ちるのです。そんななかで彼はイエスキリストの希望の福音に触れるのです。奥さんは、彼がクリスチャンになるばかりか、献身するという気持ちを表明していく姿を見ていくことになるのですが、もちろんのこと、彼女としてはそのことを受け入れるわけはありません。なぜなら、今まで神さまに抵抗してきたからです。そんななかで、ご主人に対してテストし続けるのですが、とうとう、奥さんは、彼が本物の信仰を持ったことを認めるばかりか、神さまが本当に生きて働いておられることを認めざるを得なくなっていったのです。奥さん自身も後になって聞いたのだそうですが、あのときの死んだあの神学生は実は生きていて、シカゴで牧師になっているとのことでした。人生はドラマです。彼の物語はまだまだ続きます。