私はホイットニーをあまり知りませんでした。だからあまり語ることはできないのですが、彼女が歌う「主我を愛す」は、本物なんだろうなあ、と思いました。それにしても、アメリカの黒人教会の葬儀説教はこんな感じなんだ。(下の二つの動画を同時に聞いて見てください。歌のほうは少し音量を下げたほうがよいかな)
「ミルトスの木かげで」のブログを読んでいると、翻訳家のはこちさんがこんなことを書かれていました。
「昨日、全部ではないけれど、ホイットニー・ヒューストンの葬儀の様子をネットで見ていた。多くの人たちが、彼女の歌声の素晴らしさよりも、彼女の信仰に言及していたことに、軽い驚きを覚えつつ、感動した。なかでも、Tyler Perryが恵みについて語っていたのがとても印象的だった。ローマ書8章を引用しつつ、どんなものもホイットニーを神の愛から引き離すものはないと熱く語るその姿に、胸がいっぱいになった。彼女の葬儀を見ながら、ちょっとサムソンを思い出した。ナジル人として神に仕えるよう召されていたのに、自分の力に溺れて堕落してしまったけれど、最後には自分の命と引き換えにこれまでよりも一番多くのペリシテ人を殺したサムソン。ホイットニーも、神様を賛美するために与えられた歌声だったのに、その歌声ゆえに誘惑に遭い、名声に溺れてしまったのかもしれないけれど、最後には、恐らく今までよりも一番多くの人に神の愛を届けたのではないかな、と…」