週報「武庫川のほとり」2012.10.28

    ハロウィン考
教会のクリスマスとは違う一般のクリスマスが広がりました。教会のイースターとは違う一般のイースターも広がりつつあります。キリスト教式結婚式も教会の結婚式とは違う牧師役の外人さんが一番人気です。巷では教会よりも教会らしい建物が増えました。また、「あなたの恋人の顔を思い浮かべてジーザスと歌ってね」と指導されたゴスペルが歌われたりしています。母の日も教会から始まりましたが今ではそうではありません。今の時代はもともとの意味はどうでもよい時代なのでしょうか。あまり難しいことは考えないで楽しければそれで良いのでしょうか。さてハロウィンの時期になりました。みなさんもハロウィンに関わるかもしれませんが、ハロウィンはキリスト教の祭りではないことだけはきちって押さえておいてください。なぜなら真面目にもともとの意味を考えると、ケルト人のドイルド教の祭りで悪霊崇拝なのです。今はそのような元々の意味は関係ないと考える時代ではありますが、全く考えないのもどうかと思います。今まで日本のクリスチャンたちは、日本独特の文化・習慣を理解しながらも、この国でどのようにイエスさまを生き生きと証ししていくか、ずっと考え続け、取り組んできたのですから。・・