週報「武庫川のほとり」2013.08.18

          「あれもこれも」
歴史問題の議論が渦巻くなかで、「過去」が大切? 「現在」が大切? 「未来」が大切? もちろん神様は三つとも大切だよと言われるでしょう。「現世」が大切?「来世」が大切? もちろん神様は「現世」も「来世」も大切だよと言われるでしょう。むしろ現世来世を超えたイエスさまとの人格関係が一番大切だと言われるでしょう。「個人救済」が大切? 「社会救済」が大切? もちろん、神様は両方とも大切だよと言われた上で、「個人救済」なき「社会救済」はあり得ないだろうなあと気づかせてくださるでしょう。また教会は「説教」が大切? 「デボーション」(個人静思)が大切?「分かち合い」が大切? もちろん三つとも大切だよと言われるでしょう。ですからこの点では、「あれもこれも」なのです。


 でも「あれもこれも」ではない、「あれかこれか」の二者択一の時も来ます。それが「わたしイエスを信ずるか?」と問われた時、これは「あれかこれか」です。「わたしに従うか?」これも「あれかこれか」です。「わたしを愛するか?」これも「あれかこれか」です。これらのイエスさまからの人格的な問いかけはいつも誠実な問いかけですので、その誠実な問いに私たちも誠実に答えたい。