5月下旬 神のデザインが出版されます(福音聖書神学校出版局)

 ハリーフリーゼン師の師であるJWピータース(ダラス神学校宣教学教授)が神学校の草木に水をやっている姿を見かけた記憶があります。ディスペンセーション神学と共に生きてきたMBの象徴的風景です。もう一方で、この書を書いたエルマー・マーティンズ師もしばしば見かけました。ハリーフリーゼン師は、私たち神学生にエルマーマーティンズ師との神学の違いを私たちに語られていましたが、私は1980年代にエルマーマーティンズ師のイザヤ書53章解釈の講演を聞いて目が開かれた思いがしました。東京で契約神学を学び、ハリーフリーゼン師からはディスペンセーション神学を学んだ私に、もう一つの道を見せていただけたように思えた瞬間でした。なかなかキリスト教の神学書は売れない昨今、今の日本の福音派なら、マーティンズ師に聞こうという気持ちで読んで頂いたら、目が開かれる方がたくさんおられるように思います。5月中旬発行なので、まだ読んでいませんが、是非オススメの本です。南野浩則師の師であり、長い間、フレズノのMBの神学校校長としてMBの神学を導いてくださった方です。もちろん北米では超教派的に読まれている書だそうです。