有田先生が赤線、青線を引いておられた箇所2

 「そこでキリスト者は政治の領域で二つのことを聖霊から教え導かれます。第一、政治や社会改革はどれほど重要であるとしても、キリスト者にとっては、第二次的な重要性しか持っていないこと。しかしこのことはキリスト者は政治や社会改革に消極的に参加せよという意味ではなく、むしろ救いとの関係において、永遠的な立場から政治や社会変革に積極的に参加せよという意味であります。第二に、イエスのみが絶対者でありますから、この世界のいかなるもの、国家、特定の思想体系、自己の理性、良心をも絶対化してはならないということであります。」(有田師が脳内出血された後、私の部屋まで持って来てくださった本「日本人とキリスト教」遠藤義光著 P65)