三谷幸子先生語録

1094、恩師は生涯、薬を飲まぬ信仰。だが彼女から寛容と自由を学んだ

あらゆるイズムに律法主義があるように思う。自由主義の律法主義は一番やっかいだ。敬虔主義の律法主義もそれなりにやっかいだ。しかしそんな聖潔派の流れの彼女から私は寛容と自由を学んだ。あのイズムが律法主義だというふうにして議論を展開するよりも、…

三谷幸子先生の祖父さまの話

「祖父三谷佐吉は天保8年(1836年)の生まれで、明治7年(1874年)に初めてキリスト教の話を聞き、それからは祖母と共にベレー宣教師宅の家拝に毎朝熱心に通い、夫婦共に、翌年デヴィス博士により受洗、実業家であった祖父は、平信徒伝道者の草分けとなり、…

三谷幸子先生のバックストンの思い出

私はバックストンの流れでも何でもない。ただ恩師三谷幸子先生がバックストンのことを語られているとき、目を輝かせて語っておられた。 「私がバックストン先生について思い出せることは、まだ小さい時であったので、多くはないが、バックストン先生が集会場…

私と教会音楽(3)三谷幸子追悼文集

がんばっちゃだめよ 三谷先生は、三度、私の家と教会を訪れてくださいました。一度目は新婚早々、私が石橋キリスト教会の副牧師の時でした。あの時、脳内出血で倒れられた主任牧師に会って頂こうとしたのですが、三谷先生は、「偉い先生でしょ。」と遠慮され…