日々のみことば(1列王1章1〜10節)

 本日の「日々のみことば」は1列王記1章1節から10節、「ダビデ王は年を重ねて老人になっていた」と言う一節から始まります。今から3000年前、あの有能なリーダーであったダビデも年を重ねて老人になっていたのです。同じように、21世紀誇り高き戦後日本のシステムも制御しきれなくなり、年を重ねて老人のようになってきているように思います。若き日の情熱はどこに行ったのでしょうか。本日の箇所では、今まで全く目立たぬ「安全な王の息子」であったアドニヤが、突然野心をいだき、「私が王になろう」と言い出したというのです。しかし、結果的にはそこに御心はなく、年を重ねて老人になったダビデは最後の仕事をするのです。誰が日本を憂えて最後の仕事をしてくださるのでしょうか。

 本日の箇所と、本日のテレビニュースが何か重なってくるのが面白いです。管さんと小沢さんが、それぞれ「私が王(支配者)になろう」というわけで全面対決の様相だからです。私たちクリスチャンにとって、答えが見えなくても、神の願いは何か?、神の御心は何か?が大切です。ですから、私たちが単なる観察者にならないために、聖書の教えるように、政治家のために祈りましょう、ということで早天祈祷会では一緒に政治家のために祈りました。