今回の結婚式

 イギリス国教会の結婚式を世界の多くの人たちがテレビで見ることができましたね。私は見ることができませんでしたので、ユーチューブで見ました。下のユーチュープの動画は全く解説も何もない、そのままの動画ですので、雰囲気がよく伝わってきます。私は一般のホテルで結婚式の司式をしたことがありますが、非常に短い時間しか頂けませんでした。しかし今回の結婚式はさすが、時間をたっぷりかけて表現する、英国国教会の伝統と格式の凄さに圧倒されます。時間もたっぷりとって司式がなされていました。

 10年程前でしたでしょうか。私がイギリスの説教者から聞いたイギリスのキリスト教事情では、確か5%ぐらいの方々が自覚したクリスチャン、その半分の2.5%が国教会員だと自覚しているクリスチャン、後半分のなかに様々な教派が分布しているとのことでした。その説教者は、イギリスも日本もよく似た状況ですよということを言いたかったのでしょう。それでもイギリスには今もなお、深い深い霊性の世界があり、また福音主義教会を導くような方々が、この伝統的な英国国教会内にいるとのこと、です。それにしても、英国国教会の結婚式は、こんなに沢山のキリスト教会の音楽(異教的な要素も含む)の中で行われているんですね。