「親身にぶつかる」

親身にぶつかる

親身にぶつかる

 神学校の授業で「キリスト教人間学」なる授業をすることになりました。もともとキリスト教教育課程の「発達心理学」の学びが、今は「キリスト教人間学」という名前に変わったようです。神学校では来年からに二学期制になる関係で、この授業自体がなくなるのですが、最後、私にこの授業がまわってきました。とは言うものの、さて、何を教えるか、教科書は何にするか、それで、いろいろなテキストを取り寄せたのですが、結局、テキストを使わない授業(自前のテキスト)にすることにしました。ですから、この夏、準備が大変です。この「親身にぶつかる」というテキストも数冊購入したのですが、結局は使いません。でもこの本は良書ですよ。良書なのにアマゾン古書で100円はびっくり、送料合わせて500円まででした。

 「親身にぶつかる」は、平和教会であるメノナイトグループのデービッド・アウグスバーガーという方の本です。この方がフラー神学校の教授であられる時に日本に講演に来られ、その時、彼が「これから12ステップをしていきたい」と言われて、12ステップに興味のある私と個人的にお話することができたことを懐かしく思い出します。彼はメールまで教えてもらったのに、私はそのままになってしまいました。