「くつやのマルチン」状態

 昨年クリスマス祝会に、「くつやのマルチン」という物語を、絵画教室の人たちがしてくださいました。絵画教室で描いた絵をスライド化して映しながら、絵画教室の人たちが絵本のように朗読しました。とても感動的な出し物でした。今日、絵画教室を教えている教会常駐のスタッフと話していると、「私、毎日、くつやのマルチンをしているようだわ」と言っていました。くつやのマルチンのところには、いろいろな人たちが現れてその度に彼はその人たちを助けてあげます。最後、その人たちはみんな実はイエスさまだったというお話なのですが・・・・。どうも彼女は、今日も「くつやのマルチン」になりきっているようです。今日も教会のおトイレを借りに入って来られた青年に、「お茶でもどうですか」と言って、おそらく3時間以上は話し込んでいたように思います。その人は「今度は教会の礼拝に来ます」と言って帰って行かれました。昨日も若い青年が来ました。「さて、明日は誰が入ってくるかな」という具合に、彼女は今日も美しい絵本のなかの「くつやのマルチン」状態です。