週報「武庫川のほとり」2012.11.25

紅葉の季節に渡辺総一画伯にお出会いして

 先週、当教会を訪れてくださった渡辺総一画伯が、こんなことを言われていました。「絵画を描くとき私は心を空っぽにしています」と。心を空っぽにした上で、聖書のメッセージを頂き、頭に浮かんで来たものを描いているうちに、どう描くかが浮かんでくるのだそうです。また、描いている途中でくじけそうになったら、賛美をしながら描き続けるのだそうです。私たちも、心を空っぽにして、御言葉を繰り返し繰り返し反芻することの喜びを味わっていきましょう。

 聖書は「前後関係」の流れに気をつけて読むならばほとんど間違って読むことはありません。それでも意味がわかりにくいならば、同じ言葉や同じ物語が他の箇所に書かれてあったことを思い出せたならば、しめたものです。時には聖書の時代や場所を思い出すような写真集や地図や資料集や絵本などを眺めたりするものも助けになるでしょう。