週報「武庫川のほとり」2013.04.21

  先週、召天者記念礼拝記念文集が発行されました

 1994年に最初に記念文集を作成してから、17年ぶりの文集となりました。天に召された方々についての証しを分かち合えることは何と幸いなことでしょう。文集を読んで神の御業に触れて感動したという声が聞こえてきます。また同日、私は昨年洗礼を受けられた小林由佳姉のお父様小林昌夫さんから、「まぶね」(小林禮子遺作・追悼集)というガリ版印刷(78頁)の立派な文集を貸して頂きました。今から60年も前に昌夫さんの印刷所で作られた追悼集でした。母様と妹さんと母子で命からがら大陸から引き上げられ、帰国後、妹さんが結核療養所で亡くなられる悲しい事実が記された追悼集でした。しかし悲しみのなかに信仰が輝いているのです。妹さんは療養所で信仰を持たれたので、昌夫さんは「喜んで天国へ行きますと言って死んでいった妹は・・」と書いておられました。信仰は凄いものです。また戦後の暗い時代、イエスさまを分かち合う温かい交わりが結核療養所内にあったことを知り、主の御業に触れることができました。