「ミルトスの木かげで」のはちこさんが日本語に訳されています。
祝福を祈ります。
平安を祈ります。
家族に慰めを、私たちの眠りのうちに、守りを。
癒しを祈ります。
繁栄を祈ります。
あなたの力強い御手が私たちの苦しみを和らげてくださいますように。
あなたはいつも、私たちの口から出る必要に耳を傾けてくださっています。
でも、私たちが願うものをただお与えになる以上に、
あなたは私たちのことをずっと深く愛しておられます。
だって、もしあなたの祝福は、雨滴を通してやってくるのだとしたら…
あなたの癒しは涙を通してやってくるのだとしたら…
数えきれないほどの眠れぬ夜を通してこそ、あなたが近くにおられると知ることができるのだとしたら…
この人生での試練は、実はあなたの憐れみの仮の姿であるとしたら…
知恵を求めて祈ります。
あなたの御声を聴くことができますように。
あなたを近くに感じられないとき、私たちは怒って泣き叫びます。
あなたの善と、あなたの愛を、疑ってしまいます。
まるで、あなたの御言葉のお約束だけでは、十分でないかのように。
あなたはいつも、私たちの必死の訴えを聴いておられます。
そして、私たちがあなたを信じる信仰さえ持てるならばと願っておられる。
だって、もしあなたの祝福は、雨滴を通してやってくるのだとしたら…
あなたの癒しは涙を通してやってくるのだとしたら…
数えきれないほどの眠れぬ夜を通してこそ、
あなたが近くにおられると知ることができるのだとしたら…
この人生での試練は、実はあなたの憐れみの仮の姿であるとしたら…
友が私たちを裏切るとき。
暗闇が勝利するかのように思えるとき。
その痛みは、ここは私たちの家ではないことを、
ここは私たちの家ではないことを。
だって、もしあなたの祝福は、雨滴を通してやってくるのだとしたら…
あなたの癒しは涙を通してやってくるのだとしたら…
数えきれないほどの眠れぬ夜を通してこそ、
あなたが近くにおられると知ることができるのだとしたら…
私のいちばんの失望が、
あるいはこの人生での痛みが、
この世には私を満足させることのできない、
深い飢え乾きがあるのだと教えてくれるものだとしたら…
この人生での試練は、
雨は、嵐は、耐えがたい夜は、
実はあなたの憐れみの仮の姿であるとしたら…
※クリスチャンは、神さまに向かって「あなた」と言って祈ります(神さまとお話します)。